varisaのブログ

母から笑としか返信がこない日々の出来事

上海入居1週間目に電気止まる

水が出てお湯が出て、水の有難さを知り心に余裕が出て来た矢先のこと。

 

シャワーを浴び今日新しく調達したシャンプーを多めに使い髪を泡立てていた。

突然視界が真っ暗になったが、大量の泡のせいで目が少ししか開けられなかった。


電気が消えた。

お湯が一瞬で冷水になった。

 

上海の中心で雄叫びをあげた。

 

冷水で目周りと簡単に頭の泡を流し手探りで浴室を出た。

管理人に連絡をしたら、夜中というのにスタンバイでもしていたのかと思うくらいすぐ作業員さんが来た。

 

そして修理する作業員さん何人いるんだというくらいまた初めてお目にかかる方だった。

 

真っ暗の中、髪にでかいタオルを巻き寒さに震えながら、私は作業員さんのために懐中電灯を持つ係を命じられた。

 

時間は夜中の1時を過ぎていた。

 

人生初の凍結断水停電を一通り経験した1週間だった。

 

停電の原因はブレーカーの機器が壊れたとのこと。

ブレーカーが上がったとかそんなんではなく、機器が壊れた。

新しい機器150元(約3000円)は大家さんが払うとのことで、停電からたった30分で電気は復活した。

 

そして春節を前にまた水道管の補強作業(防寒対策)に来るという。

 

春節期間は我が家がまた凍結しようと停電しようと助けにはたぶん来てくれないのだろう。

 

慎重に春節を生きていこうと決心した。

上海引越し入居3日目で水出る

最高気温は5度。

水は出る気配がない。

もう何も驚きはしない。

 

夕方作業員の方々がまたやって来て、すごい音を轟かせ何か作業を始めた。

 

しばらくすると、私にドライヤーはないかと聞くので、我が家の大事なパナソニックのナノイードライヤーを渡した。

 

作業員さんは水道管に向けてナノイーを放ちながら温めを開始した。

 

すごい音は彼らが持参したドライヤーの音だった。

そこにパナソニックのナノイードライヤーが参戦し、皆さんしゃがんで黙々と水道管を温めていた。

 

ナノケアされた水道管はみごとに漏水し始めた。

 

作業員さん方は水が出た!!と喜ぶので私も一緒に喜んだ。

 

水が出た喜びの歓声と漏水した焦りの怒号で現場は一瞬カオスになった。

 

無事に漏水は何かによって塞がれ、お湯も出たが、先日水道管に巻かれた日本から手豆になってまで懸命に運んだ洋服は見るも無惨な姿になっていた。(漏水のせいでびちょ濡れ。漏水を塞ぐため、邪魔になり剥がされ、床にビタン!と横たわっていた)

 

その後ちょっと申し訳なさそうに被せられた。

 

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終わりよければ全て良し

 

そう頭をよぎった。

 

再度の凍結を防ぐためキッチンの水を出しっぱなしで当分過ごすことに。

そして作業員の方々はドライヤーを片手に次の凍結先へと去って行った。

 

 

 

 

 

 

上海引越し入居初日に水凍る

大量のスーツケースを率いて中国に入国。

最初の2日間はマンション近くのホテルに滞在してニトリで生活用品を整えた。

 

入居初日。

水凍る。

 

寒すぎて水道管が凍結したらしい。

なんでこうなるとか深く考えちゃいけない。

寒いから凍った。ただそれだけ。

 

結果、ホテルに逆戻り。

次の日、水道工事の方々が来て外に出た水道管に防寒具?発泡スチロール的なものを巻き始めた。

突然、私に要らない服はないか?と聞いてきた。

日本から手持ちで手豆ができるほど懸命に運んだ貴重な服を渡した。

 

水道管に巻かれた。

 

人に着られる人生ではなく、上海市内の水道管に巻かれるとは洋服も思わなかったと思う。

私はただひたすら溶けるのを待つ。

 

そして、その日も水は使えなかった。

 

明日は最高気温8度だから大丈夫!と告げられた。

0度近くで凍結、8度で溶けるものなのかと。

私の洋服頑張れ!